基礎作業療法学実習Ⅱ
作業療法は、様々なアクティビティを治療の手段として活用します。この実習では、タイルモザイクや籐細工などの具体的な活動が身体にどのような影響を及ぼし、どのように治療に寄与するかを、実際にその活動を体験しながら学んでいきます。
医療従事者として、信頼される品格あるマナーを身につけるとともに、学生は個別・グループごとに様々な課題に挑戦し、問題解決能力やプレゼンテーション能力を養います。
臨地・臨床実習を重視しています。各年次で大学での学びと相互に関連する多様な作業療法対象者に関わる現場を経験し、重層的思考力と実践能力を高めます。
専門科目、基礎医学、臨床医学など幅広い学びを修得するカリキュラムが整っています。整形外科学は、出題問題の予想的中率も高く学生からの信頼も厚い内容です。
3 | 7 |
男3:女7
ずっとスポーツをしていたことからリハビリに興味を持ち、本学科を志望しました。授業では、他学科の学生とチームを作って、様々な医療関係職種について調べて共有し発表する1年次の「多職種連携論入門」が印象的。他の職種を知ることができる有意義な授業でした。3年次になり、今まで以上に専門的な科目が増え、特に実習はとても楽しい時間です。将来は急性期の病院で様々な疾患を診て学びながら、作業療法を実践したいです。
※2024年度取材
豊島区を中心とした施設と連携し、都市型地域で活躍できる力を身に付けるための、1年次から4年次までの系統的かつ実践的な教育を行っています。
1年次は「教養を深める、専門分野への動機付け、作業療法への興味、人の理解」、2年次は「専門分野の基礎を構築、臨床医学・作業療法治療学を学修」、3年次は「専門的思考の育成、作業療法の広がりを学修」、4年次は「臨床実践能力の獲得、クライエントの多様なニーズへの対応を実践」として幅広い科目を配置しています。
特に臨床実習は、厚生労働省の指定規則よりも単位数を多くし、学生は各学年の学修進度に応じた5つの臨地・臨床経験を積むことができます。具体的には、臨床実習Ⅰ(1年次見学)、臨床実習Ⅱ(2年次評価)、臨床実習Ⅲ(3年次地域実践)、臨床実習Ⅳ・Ⅴ(4年次総合)となります。
最終学年である4年次の2月頃に行われる国家試験に合格後、新年度から作業療法士として働くことができます。
1年次 | 教養と人の理解を深める 【学外実習】 |
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2年次 | 専門分野の基礎を固める 【学外実習】 |
3年次 | 多様な社会での対応力を養う 【学外実習】 |
4年次 | 国家資格取得に向け取り組む 【学外実習】 |
作業療法は、様々なアクティビティを治療の手段として活用します。この実習では、タイルモザイクや籐細工などの具体的な活動が身体にどのような影響を及ぼし、どのように治療に寄与するかを、実際にその活動を体験しながら学んでいきます。
高齢者や障がい児・者の住環境整備における作業療法士の役割、住宅関連制度、実際の支援方法、そして建築の基礎知識を、学生自身の住まいも活用しながら学修します。また、地域でその人らしく生活し続けるための「まちづくり」と作業療法士の関わりについても学びを深めます。