

2022.03.25タイ王国ランシット大学とオンライン研修を開催しました。
11月26日(金)、本学の健康メディカル学部 理学療法学科は、タイ王国のランシット大学 理学療法学科とオンラインによる学生交流を行いました。例年、ランシット大学と本学は相互に相手の学生を受け入れて研修を行っておりましたが、昨年度に引き続き、今年度も新型コロナウィルス感染症の流行で相互に行き来ができないため、海外研修の代替として、オンラインでの開催としました。
タイ王国のリハビリテーションを学ぶこと、日本とタイ王国の相互理解を深めること、そして本学教員・学生とランシット大学教員・学生間の友好を深めることを目的とし、テーマは「1-year follow up in COVID-19 Situation」(感染拡大から1年経過したタイと日本)にしました。ランシット大学からは199名、本学からは266名の学生が参加し盛況に開催できました。
本研修において、以下の成果が認められました。
- タイ王国のリハビリテーションを学び、特にコロナ禍での理学療法士の役割についての認識を深めました。
(学生の声)
・「タイでのオンラインリハビリの様子を見て、たとえ直接でなくても、理学療法士にできることは少なからずあるということを学べた」
・「コロナ感染して入院するとADL(日常生活動作)が低下するので、理学療法が必要不可欠となっていることがわかった」 - 質疑応答を通して両大学間の相互理解と友好を深められました。
(学生の声)
・「タイの学生・先生方が日本に興味を持ってくださったように、自分もタイに興味を持つことができました」
・「(タイの学生たちが)母国語ではない英語を駆使して、積極的に知識を深めようとする姿勢はすごいと思った。私もそういった積極性を持ち世界に視野を向けたいと思った」 - オンライン研修を通して英語の重要性を再認識しました。
(学生の声)
・「全てのやり取りが英語で行われていて、聞き取れた部分も多かったが、分からないところもあり、もっと英語を勉強していきたいというモチベーションにつながった」
・「一番痛感したのは英語力です。現在進行形で進んでいるグローバル化に対して英語力というものは必須で、基礎スキルであることを痛感しました」
両大学の教員の講演や学生のプレゼンテーションを通して、コロナ禍での日本とタイの理学療法についての理解、そして両国および両大学間の相互理解と友好が一層深まりました。
健康メディカル学部 理学療法学科では、今後も国際学術交流を継続してまいります。
プログラム概要
(THU:帝京平成大学 RSU:ランシット大学)
Greeting and Welcoming | Moderator, Shuhei Iida(Lecturer, THU) |
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Opening Remarks | Dean, Dr. Katsuyuki Kato(THU) Dean, Dr. Worachat Churdchomjan(RSU) |
Students' Session 1 | RSU students |
Students' Session 2 | THU students |
Teachers' Session 1 | Dr. Suwattana Tongear(RSU) Presentation Topic:How to change our life to be a new normal physical therapist |
Teachers’ Session 2 | Dr. Kotaro Tamari(THU) Presentation Topic:Changes in Physiotherapy under COVID-19 pandemic between 2020 and 2021 in Japan |
Wrap-up and Closing Remarks | Moderator, Shuhei Iida |

