トレーナー・柔道整復コース 教員インタビュー
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健康医療スポーツ学部 柔道整復学科 トレーナー・柔道整復コース

武田 真由子
健康医療スポーツ学部 柔道整復学科 トレーナー・柔道整復コース 武田 真由子

Q. 柔道整復学科の特徴・雰囲気を教えてください

A. 柔道整復学科では実学教育を理念に臨床現場で活躍のできる施術者を、教員一人一人が責任を持って育てていきます。本学科における大きな特徴はスポーツ現場で活躍を期待されている資格ということからスポーツ外傷や後療法等、また体育の教員免許を目指す学生も多く体育の授業中あるいは部活動で起こりうる怪我に関する応急処置等の勉強もできることです。また、学生と教員の距離が近く、勉強のみならず共にスポーツをしたり、将来について語り合うこともあります。人として医療人として大切に育て、成長させていきます。

Q. おすすめの授業を教えてください

A. 実技系の授業です。例えば、1年生の前期から包帯法の授業があります。この授業では包帯そのものの説明から、基礎的な巻き方、臨床で使う実践的な巻き方を学びます。包帯はテーピング類の元祖であり、包帯を巻く練習がそのままテーピングを巻く基礎練習にもなります。2年生になると実際に病院等で使用しているギプスを巻く練習をしたり、ずれている骨を元に戻す整復の練習をします。3年生になると、怪我の評価や判断を学び、この怪我ではどういった整復を必要とし、どんな固定をして、後療法を何にするのか、といったことが出来るようになるための学習をします。

Q. こういう学生と一緒に学びたい!

A. 人に対して優しく、思いやりのある学生と学びたいです。柔道整復師は外傷を扱う医療ですが、単に外傷を治すだけの施術だけでなく、怪我と共に傷ついた心も治せる施術家になってもらいたいからです。そして、大きな目標や夢を持っている学生です。本学科ではいろいろなことにチャレンジできる環境が整っており、成長することや夢を実現するための経験ができるからです。

Q. 取得可能資格の特徴と将来の就職先を教えてください。

A. 柔道整復師国家試験受験資格+アスレティックトレーナー受験資格では、プロや実事業団のトレーナー、ジム等のスポーツ施設で活躍することが可能です。柔道整復師国家試験受験資格+中学校教諭一種免許状(保健体育)か高等学校教諭一種免許状(保健体育)では学校の教員、公務員等に進むことが可能です。柔道整復師国家試験受験資格では接骨院、整形外科、福祉施設、トレーナー、スポーツ施設、大学院に進むことが可能です。

Q. 教職とATは両立できますか?

A. アスレティックトレーナー(AT)か教諭一種免許状(保健体育)のどちらか一つを選んでもらうことになります。教職とATの両立はできません。
※両方の資格を取得する場合、時間割などの都合で4年以上かかる場合があります。

Q. 国家試験対策を教えてください。

A. 本学では毎年高い合格率と合格者数の実績を残しています。一年生より綿密な国家試験に向けた学習計画をたてていますが、特に注目すべき点は4年次より始まるチュートリアル制度です。これは、勉強のやり方が分からない、成績が上がらない学生を対象に教員一人に対して3~4人のグループ学習を実践し、大変効果をあげています。全員合格を目標に学生・教員共に頑張ろうがモットーです。また、国家試験に合格するための勉強だけでなく、その先にある、臨床においても役に立つ教育を目指しています。